参拝日:令和4年3月9日
華頂山元慶寺(かちょうさんがんけいじ)京都市山科にある天台宗の寺院 西国三十三所番外札所。住宅街にある小さなお寺です。静かな佇まいで雰囲気の良いお寺でした。
元慶寺の基本情報
- 山号:華頂山
- 宗派:天台宗
- 御本尊:薬師瑠璃光如来
- 御真言:おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
- 御詠歌:待てといわばいとも畏(かしこ)し花山(はなやま)に しばしと啼(な)かん鳥の音もがな
- 創建:元慶元年(877)
- 開創:遍昭僧正
- 清和天皇勅願寺
- 正式名:華頂山元慶寺
- 別称:花山寺 かざんじ
- 住所:京都府京都市山科区北花山河原町13
- アクセス:地下鉄東西線「御陵」下車、出口3番より徒歩20分
元慶寺について
- 貞観十年(868)六歌仙の一人として知られる遍照僧正が陽成天皇降誕に際して定額寺として建立した。
- 元慶元年(877)清和天皇の勅願寺となり、元慶寺と改める。
- 寛和二年(986)第六十五代花山天皇が在位二年で退位、出家し花山法皇と称する。
札所
西国三十三所番外札所
元慶寺の伽藍
山門(鐘楼門)
門の両側には梵天と帝釈天が安置されていたそうですが、京都国立博物館に預けてあるそうで、写真が飾ってありました。また、鐘楼門の上には、菅原道真が勅命により元慶寺のために詠んだ漢詩が刻まれた三代目の梵鐘が再興され収められているそうです。
境内
本堂
御本尊の薬師瑠璃光如来、遍照上人の木造、花山法皇の宸影が安置されています。
花山天皇落飾の寺
人皇六拾五代花山院法皇 御落飾道場
五大堂
御朱印
西国三十三所観音霊場