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寺社巡りの備忘録 寺社巡りを通して日本の歴史に触れたい!
滋賀県

観音正寺《聖徳太子が建立した天空の寺院》

参拝日:平成30年3月30日

繖山観音正寺(きぬがさざんかんのんしょうじ)滋賀県近江八幡市安土町にある天台宗の寺院です。標高433メートルの繖山山頂からの眺めは格別です。西国三十三所第三十二番札所

観音正寺の基本情報

  • 御本尊:千手千眼観世音菩薩坐像
  • 宗旨:天台宗
  • 宗派:単立
  • 山号:繖山
  • 創建:伝・推古天皇13年(605年)
  • 開基:伝・聖徳太子
  • 正式名称:繖山観音正寺
  • kannonshoji.or.jp
  • 住所:滋賀県近江八幡市安土町石寺2
  • アクセス:JR能登川駅 近江鉄道バス神崎線「八日市駅行」乗車、「観音寺口」バス停下車、「林道繖山線」を登る(徒歩40分)。名神高速道路 竜王ICまたは彦根ICから「東近江市五箇荘林道」経由(50分)、観音正寺裏参道山上駐車場から徒歩10分。

観音正寺について

人魚伝説 

推古十三年(605)聖徳太子が千手観音を刻み繖山の山頂に開創しました。前世が漁師だったという人魚から、成仏させてほしいと希われて千手観音を刻み堂宇を建立したとされています。

観音寺城

繖山には鎌倉・室町時代に近江国守護職佐々木六角氏の居城として観音寺城があり、六角氏の庇護を受けて栄えましたが、応仁の乱や織田信長の六角攻めによる荒廃の後、現在の場所に復興されました。

札所

西国三十三所第三十二番

  • 御詠歌:あなとうと導きたまえ観音寺 遠き国より運ぶ歩みを
  • 御真言:おん ばざら たらま きりく

近江西国三十三箇所第十九番

びわ湖百八霊場第七十番

江州三十三観音第二十六番

神仏霊場巡拝の道第百三十九番(滋賀第七番)

観音正寺の伽藍

山上駐車場の石碑

山上駐車場から440段の石段です。(麓から山上駐車場までは800段です。合計1240段!!)

山上からの景色は、天空の寺院と呼ばれる所以ですね。

仁王像

こちらのお寺に山門は無く、露座の仁王像がお寺をお守りしています。

鐘楼

手水舎

弁天社

聖徳太子像

書院

一願地蔵

釈迦如来坐像

大日如来と地蔵尊

白蛇大明神

御神木

観音霊場御砂踏み所

護摩堂

本堂

御本尊は、インドの白檀で彫られた巨大な観音様(千手千眼観世音菩薩坐像)が安置されています。

太子堂

本堂脇の石組み

縁結地蔵尊

魚籃観音

御朱印

西国三十三所観音霊場

大悲殿
あなとうと 導きたまえ 観音寺 遠き国より 運ぶ歩みを